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【祝・帝国ホテル京都開業】ガルガンチュワ「京都フェア」訪問記。完売続出の抹茶パンと、伝統と革新の絶品ビーフシチュー実食レポ

帝国ホテル東京の館内に設置された「帝国ホテル 京都」の開業(2026年3月5日)を知らせるデジタルサイネージと、記念スイーツの看板。
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2026年3月5日、ついに「帝国ホテル 京都」が開業しました!

私自身、昨年11月のインペリアルクラブ会員先行予約の際にPCの前でスタンバイし、無事に宿泊枠を確保してこの歴史的な瞬間を心待ちにしていた一人です。 開業日当日の朝日新聞の特別広告(号外形式のダイナミックな全面広告!)に、新しいホテルの前に並ぶスタッフさんたちが掲載されており、それを見た私の「京都熱」も最高潮に達してしまいました。

京都へ行く日が待ちきれず、まずは東京でその熱気を味わおうと、ホテルショップ『ガルガンチュワ』で開催中の「京都フェア」へ足を運びました。

ターゲットは3種類!「京都フェア」の注目ラインナップ

会報誌『インペリアルタイムズ(3・4月号)』を読み込み、今回私が狙いを定めていたのは以下の3つのメニューです。

  • 舞(ペストリー): ほうじ茶とごまが香る、雅なケーキ。
  • ビーフシチュー 京産野菜、ヌードル添え(デリカテッセン): 帝国ホテルの伝統と京野菜の融合。
  • MATCHA(ベーカリー): 濃厚な抹茶テリーヌをブリオッシュ生地で包み込んだ、まるで手鞠のような一品。

スイーツ、お惣菜、パンと、各部門が京都への敬意を込めて作り上げた力作ぞろいです。

【悲報】13時でソールドアウト「MATCHA」の壁

ガルガンチュワへ到着したのが13時。
まずはベーカリーコーナーへ向かい、お目当ての「MATCHA」を探したのですが……

ガルガンチュワのショーケース。「MATCHA(抹茶テリーヌブリオッシュ)」のプライスカードがあるが、陳列棚はすでに空になっている。
13時の時点でまさかの完売。お隣の「MIKAN」はまだあったのですが、MATCHAの棚は見事に空っぽでした……(泣)

京都開業のご祝儀需要というより、『帝国ホテル×抹茶』という組み合わせの引きの強さを痛感しました。抹茶ファンを甘く見てはいけませんね……(笑)

お目当てのパンが買えなかったのは悔しいですが、気を取り直してペストリーのショーケースへ。

ガルガンチュワのショーケースに並ぶ新作ケーキ「舞」。ほうじ茶のブラウンの層に、苔庭のような鮮やかな緑色の抹茶パウダーと黒豆がトッピングされている。
食べるのが惜しいほど雅な造形。京都の石畳や日本庭園を思わせる美しいアートです。

幸い、ケーキの『舞』には出会うことができました!
ほうじ茶と黒糖のビスキュイの上に、市松模様のようにあしらわれた抹茶パウダーと艶やかな黒豆。その繊細な造形は、もはや食べるアートです。

ただ、実は私、少し「ごま」が苦手でして……。 今回はこの美しい造形をしっかり目に焼き付けるだけにして、そっと見送ることにしました。

伝統と革新の融合!京野菜ヌードル添え「ビーフシチュー」

「MATCHA」が買えなかった悔しさを少しだけ抱えつつ、大切に持ち帰ってきたお惣菜。

それが「ビーフシチュー 京都産野菜、ヌードル添え(税込 3,240円)」です。

最初、このメニューを見た時に「帝国ホテル伝統の重厚なビーフシチューに、繊細な京野菜?しかもご飯やパンではなくヌードル?」と、その斬新な組み合わせに驚きました。

しかし、帝国ホテルのビーフシチューの美味しさはバイキングで体験済みなので、この攻めた組み合わせも設計上の深い意味があるだろうと購入を決意しました。

帝国ホテルのホテルショップ「ガルガンチュワ」のショーケース。テイクアウト用の「ビーフシチュー 京都産野菜、ヌードル添え」が、ドミグラスソースと色鮮やかな野菜・麺のセパレート容器で陳列されている。

自宅に持ち帰り容器の蓋を外すと、シチューと、野菜・ヌードルが完全に別容器になっています。

500Wのレンジで野菜とヌードルは1分半、シチューは2分別々にあたためます。

テイクアウト用の容器に入ったビーフシチュー。ソースと牛肉が入った容器と、ヌードルと色鮮やかな京野菜(筍、菜の花、人参など)が入った容器が別々に分けられている。

温め直す際に野菜が煮崩れたり、麺が伸びたりしないための素晴らしい配慮です。

完成です!

自宅の青と白の美しい花柄の皿に美しく盛り付けられた帝国ホテルのビーフシチュー。濃厚なブラウンのソースの上にはゴロゴロとした牛肉があり、手前にはヌードルと春らしい筍、菜の花、人参などが添えられている。奥には桜のポストカードが飾られている。
お皿に盛り付けるだけで、我が家のダイニングが一瞬にして帝国ホテルのメインダイニングに早変わり!桜のカードを添えて、春の京都気分を演出してみました。

【実食レポ】まるで最高級の洋風カレーうどん!? 帝国ホテル「京都フェア」の絶品ビーフシチュー

実際に温めて食べてみると、主役のビーフはもちろんですが、添えられた「京産野菜」たちのポテンシャルの高さに驚かされます。

スプーンですくい上げられた、帝国ホテルのビーフシチューのお肉。濃厚な艶のあるドミグラスソースがたっぷり絡んだ、大きくてゴロゴロとした牛肉。
主役のビーフは、スプーンに乗せるとずっしり重みを感じるほどゴロゴロと大ぶり!お肉の旨味がソースに溶け込んでいます。

普通の人参とは違う、ハッとするほど鮮やかな赤色。京にんじんならではの深い甘みがあります。

ネギも甘くてとろっとしていて、濃厚なデミグラスソースと驚くほど相性が良い。

そして、絵に描いたような立派な「きのこ」。成分表には「しめじ」とありましたが、プリッとした肉厚な食感と旨味は、主役級の存在感です。

絵に描いたような立派な「きのこ」。
この立派な傘と軸の太さは、おそらく京都特産の「丹波しめじ」や「大黒本しめじ」と呼ばれる、非常に味の良い上質な品種だと思われます!

そして何より感動したのが、肉厚で歯ごたえ抜群の「たけのこ」と、特有のほろ苦さがたまらない「菜の花」のコンビです。

濃厚なシチューの合間にこの春の苦味がアクセントになり癖になります。

箸で持ち上げられた色鮮やかな菜の花。ビーフシチューの濃厚なソースの色と、菜の花の鮮やかな緑色のコントラストが美しい。
春の息吹を感じる菜の花。個人的には、定番のブロッコリーの付け合わせよりも断然好きです!

そして、もう一つの主役である「ヌードル」をソースに絡めていただきます。

ソースと平打ち麺が絡み合うこの感じ……あえて気さくな表現をさせてもらうなら、「最高級の洋風カレーうどん」のような至福の啜り心地です!

箸で持ち上げられた平打ちのヌードル。帝国ホテルのドミグラスソースがしっかりと絡んでいる。
デミグラスソースがしっかり絡む平打ち麺。ちょっと贅沢な「洋風カレーうどん」のような、スルスルといける美味しさです。

ただ、ここでこれから食べる方に絶対に伝えたい注意点があります。

美味しくてスルスル食べてしまうため、意外と麺の量が足りなくなるというトラップが待ち受けています!

私は麺を食べ終えた後、残った絶品ソースを残すのがもったいなくて、急遽ストックしていたパンを焼いて最後まで拭い取るようにいただきました。

もしご自宅で召し上がるなら、ソースを最後まで堪能するための「パン」、もしくは「追いご飯」を絶対に用意しておくことを強く推奨します!

まとめ:経営戦略を体現した「一皿」と、京都開業への期待

実はこのメニューをいただきながら、私は単なる「美味しいお惣菜」という枠を超え、現在の帝国ホテルの経営戦略そのものがこのお皿の上に表現されているように感じていました。

風間社長は『帝国ホテル統合報告書2025』の中で、京都開業などを控えた現在を「第二の創業期」と位置づけています。

そこで発信されているのが、日本社会ならではの美意識や他者へのリスペクトに根差した「日本的価値観」という重要なキーワードです。

長年培ってきた西洋料理の「重厚な伝統」と、日本的価値観という「新たな革新」。そのふたつが今回の「ビーフシチュー 京都産野菜、ヌードル添え」で見事に融合していました。

また、杉本総料理長が日頃から力を入れている「食のサステナビリティ」や、京都という土地と生産者への深いリスペクトも、野菜の力強い味わいからひしひしと伝わってきました。

まるで上質な「懐石フレンチ」のようにモダンで、現代の私たちが素直に「美味しい!また食べたい」と心から思える、洗練されたお惣菜でした。

東京のテイクアウトで、これほどのクオリティと「深い哲学」を味わえるのであれば、実際に開業した京都のホテルでいただくお料理は、一体どれほど素晴らしいのでしょうか。期待が高まります。

次回は、私が昨年11月の会員先行予約で、いかにしてこの「帝国ホテル 京都」の宿泊枠を激闘の末に勝ち取ったのか、その裏側をお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに!

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ABOUT ME
ミス・レモン
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ホテルグルメウォッチャー
東京で働く会社員です。 趣味はホテルでの食事と、ホテル業界の動向をウォッチすること。
最近のホテル業界はまるで群雄割拠の戦国時代。次々と現れる新しいニュースから目が離せません。
このブログでは、単にお料理の美味しさを紹介するだけでなく、ホテルグルメの最前線を個人の視点で観察していきます。
「ごほうびホテルグルメ」で、あなただけの特別なひとときを見つけてくださいね。
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