【2026バレンタイン】帝国ホテル市川シェフのショコラはまだ買える?店頭限定「柚子」と新作の実食レビュー
帝国ホテルのチョコレートといえば、手土産の定番である「細長いマーブル模様のスティックチョコ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

あちらは定番のお土産ですが、バレンタインには帝国ホテルのショコラティエ市川幸雄氏の手による限定ショコラが販売されます。
「2月10日現在、まだ買えるのか?」 気になる店頭の売り切れ状況や在庫情報と合わせて、感動の実食レポートをリアルタイムでお届けします。
帝国ホテルシェフ ショコラティエ 市川 幸雄氏のプロフィール

帝国ホテルには第14代東京料理長の杉本雄氏をはじめ、ペストリーやベーカリーにも名匠がいますが、市川シェフは「ショコラ(カカオ)」というたった一つの素材を極め、世界を獲ったスペシャリストです。
135年の歴史を持つ帝国ホテルにおいて「革新の象徴」と言える存在です。
市川シェフのショコラはまだ買える?売り切れ状況【2/10現地速報】

ガルガンチュワの店頭にいらした黒服のスタッフの方に、在庫状況を伺ってみました。
「柚子は予約満了、ボンボンショコラなら当日分あり」という状況です(※2月10日時点)。
理由として『ショコラ フレ ~柚子~』は、京都・水尾産の柚子という希少な材料を使用していることと、ここ数日特に反響があったためとのことでした。
しかし、 新作の「ボンボン ショコラ バレンタインセレクション 2026」については、まだ当日販売分が用意されています!

ショーケースには、4個入り(2,808円)と8個入り(5,616円)が美しく並んでおり、こちらは予約なしで購入可能。
とはいえ、これも午前中の情報なので、バレンタイン本番が近づくにつれ、こちらも争奪戦になることは確実です。
私は1月20日に電話予約していたため、ボンボンショコラと柚子を両方無事に受け取ることができました。
持ち歩きも安心。ショコラを守る「完璧」な梱包
ショコラ専門店では、購入時に「お持ち歩きのお時間は?」と必ず聞かれ、温度管理について細かなアドバイスをいただきます。 しかし、帝国ホテルではそれが一切ありませんでした。
しかし、この梱包を見て謎は解けました。
2月の寒い時期にもかかわらず、箱は「断熱用の発泡シート」で丁寧に包まれ、「保冷剤」もしっかりと添えられていました。
まるで「外気になど触れさせない」という鉄壁の守り。


ゲストに「急いで帰らなきゃ」と気を遣わせることなく、黙って最高レベルの断熱シートと保冷剤を標準装備にしているからなんです。
ショコラに詳しい人だけでなく、詳しくない人が適当に持ち歩いても品質が落ちないようにする。 これこそが、不特定多数のゲストを迎える「帝国ホテルの流儀」です。
新作「ボンボン ショコラ バレンタインセレクション 2026」
2026年のバレンタインは、カカオから抽出した「カカオエキスパウダー」を使用したホワイトチョコレートガナッシュをベースに、コクと香りを最大限に引き出した限定ボックスです。
こちらは日持ちがするのでギフトにも最適です。
- 販売期間: 2026年1月10日(土)~2月14日(土)
- 価格:
- 4個入:2,808円(税込)
- 8個入:5,616円(税込)
- 賞味期限: 製造より21日
- 購入方法: WEB取り置き可、通販可能
「4個入」と「8個入」どっちを買う?

私は今回、紅茶とのペアリングを試したかったので「4個入(紅茶・果実・スパイス・ビター)」を選びましたが、市川シェフの真骨頂を味わいたい方は「8個入」をご検討ください。
実は8個入りにのみ、以下の和素材フレーバーが含まれています。
- 青のり: 磯の香りとカカオの融合
- あられ: 香ばしい食感のアクセント
「え、チョコに青のり?」と驚かれるかもしれません。
しかし、市川シェフといえば、かつて「コンソメスープ」ショコラという伝説を持つ、ガストロノミーとショコラの境界線を越えてしまった天才です。
王道を楽しみたいなら「4個入」。 市川シェフの「攻めたショコラ」の世界にダイブしたいなら、迷わず「8個入」をおすすめします。
4個入りショコラ実食
箱を開けた瞬間、うっとりするようなカカオの香りに包まれました。
商品写真だけでは伝わらない、肉眼で見た時の圧倒的な美しさは、まさに宝石です。

私が購入した「ボンボンショコラ4個入り」のラインナップを表にまとめました。
| ショコラ名 | 味の特徴 |
| テ ノワール | 【紅茶】 アールグレイの渋み×ミルクチョコ。上品な余韻。 |
| フランボワーズ | 【果実】 甘酸っぱい木苺×ビターチョコ。フルーティーな香り。 |
| カネル | 【香辛料】 シナモン×ビターチョコ。ほのかに香る大人の味。 |
| ショコラ | 【王道】 カカオ本来の芳醇さを楽しむ、シンプルかつリッチな一粒。 |
まず、お試しに「フランボワーズ」を実食。
断面を見てまず驚いたのは、コーティングの薄さです。 以前食べた「クリオロ」のショコラも極薄でしたが、市川シェフの技術もそれに匹敵、あるいは凌駕するレベルです。

口に入れると、パリンと繊細に割れた後、すぐにコーティングと中のガナッシュが混ざり合います。 その後にやってくるフランボワーズの後追いが堪らなかったです。
甘すぎず、渋すぎず。 すべてが混ざり合うのではなく、ストーリーのように味が変化していく。この「時間差」の設計こそが、市川シェフの凄みだと感じました。
このショコラにはTWGのジャルダンヴァンドームを合わせましたが、「華やか×華やか」の相乗効果があり素晴らしい結果となりました。
入手困難「ショコラ フレ ~柚子~」

- 販売期間: 2026年1月10日(土)~2月14日(土)
- 価格: 16個入:3,348円(税込)
- 賞味期限: 製造より7日(※鮮度が命!)
- 購入方法: ガルガンチュワ店頭のみ(配送不可)
- 備考: 数量限定 / 要冷蔵
真っ赤な箱を開けると、粉雪のようなパウダーをまとった16粒の宝石が現れます。
帝国ホテルのロゴ「舵輪ライオン」のピック付きです。
ショコラ フレ ~柚子~実食

公式情報によると、シェフ ショコラティエ・市川幸雄氏が惚れ込んだ「京都・水尾産」の柚子を使用しているとのこと。 柚子のフルーティーさを引き立てるため、あえてミルキーなホワイトチョコレートと合わせているのが特徴です。
食べてみて感じたのは、「フランス人シェフの柚子とは解釈が違う」ということ。
多くの海外ブランドが「酸味のインパクト」で勝負する中、市川シェフの柚子は「果実のふくよかさ」に焦点を当てています。
驚くべきはホワイトガナッシュの仕事ぶりです。
柚子の鋭い酸味をただ甘さで消すのではなく、「まろやかなコク」へと変換させています。だからこそ、日本人にとって馴染み深い、あの柚子の清々しい香りがダイレクトに伝わってくるのです。
口どけも、水のようにスッと消えるのではなく、舌にねっとりと絡みつくような官能的なテクスチャー。 飲み込んだ後も、まるでフレッシュな柚子の香りが鼻腔に残ります。
こちらも、TWGのジャルファンヴァンドームと一緒にいただきましたが、緑茶の熱とショコラ フレ ~柚子~が口の中で混じり合って最高のマリアージュになりました!
3,348円(16個入)という価格ですが、素直に後悔しない買い物でした。
この柚子チョコに、一体どのお茶を合わせるのが正解なのか。 その答えとマニアックな考察については、姉妹サイトの【ショコラと紅茶のペアリング研究】で詳しく解説していく予定です。
総括:今はまさに「市川シェフのシーズン」。帝国ホテルで味わう、カカオの革新と伝統
帝国ホテルの「伝統」を守るのが村上信夫ムッシュの系譜なら、「味の革新」を最前線で担っているのがシェフ ショコラティエ・市川幸雄氏でしょう。
折しも、本館17階のバーラウンジ「インペリアルラウンジ アクア」では、市川シェフ監修のアフタヌーンティーも開催されており、2月の帝国ホテルはまさに「市川シェフのシーズン」といった様相を呈しています。
ちなみに、店頭のチョコは争奪戦ですが、アフタヌーンティーならWebから席を確保できます。 窓際確約プランや、OZmall限定の割引プランが出ていることもあるので、まずは日程をチェックしてみてください。
今年は残念ながら「柚子」を見逃してしまった方も、ぜひこの記事を「来年の攻略ガイド」として保存し、計画を立ててみてください。 市川シェフの革新は、来年もまた私たちを驚かせてくれるはずですから。
このブログでは、帝国ホテルの味を守る「巨匠たち」を記事に書いています。
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