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【日比谷ランチ】 帝国ホテルを身近に楽しむ!パークサイドダイナーで叶える「ごほうびステーキランチ」

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「帝国ホテル」と聞くと、特別な記念日に行く場所だと感じていませんか?

実は、日比谷エリアにある本館1階のパークサイドダイナーは、格式高いホテルの雰囲気を楽しみながらも、カジュアルに利用できる、まさに”隠れた名店”です。

ランチメニューは5,000円台からと、帝国ホテルにしては安いと感じる価格帯。頑張った自分へのごほうびに、絶品ステーキを味わってきました。

日比谷のランチをお探しの方、パークサイドダイナーのランチメニューを知りたい方、帝国ホテルでリーズナブルに過ごしたい方、ぜひご参考になさって下さい。

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オールデイダイニング「パークサイドダイナー」の帝国ホテル内レストランでの特徴

2007年3月にオープンした『パークサイドダイナー」は、アメリカンスタイルのオールデーダイニングです。

このレストランは、帝国ホテルの21世紀プロジェクトの一環で行われた本館大改修によって誕生しました。

最大の特徴は、朝、昼、午後、夜まで1日を通して利用できるオールデイダイニングであること。時間帯によって少しメニューが変わります。

以前はタワー館の「ラ ブラッスリー」で提供されていた帝国ホテルの伝統メニュー。建て替えプロジェクトで「ラ ブラッスリー」が閉店してしまった今、「帝国ホテルの伝統メニューが食べたい」という方は、パークサイドダイナーを選べば間違いありません。

パークサイドダイナーに到着

帝国ホテル東京は日比谷駅A13が最寄ですが、パークサイドダイナーの場合日比谷ミッドタウンから出て、日比谷仲通りを通過して、横断歩道を渡り、みゆき通り沿いの横の入り口から入るルートが最短です。

昔懐かしい回転ドアから入ります。

帝国ホテル東京本館1階にあるホテルレストラン横入り口。回転ドアと、ガルガンチュワの営業時間を示す看板が確認できる。
帝国ホテル東京本館1階にあるホテルレストラン横入り口

帝国ホテル東京本館1階にある「パークサイドダイナー」の入り口。青い絨毯が敷かれた通路と、右手に渋沢栄一のコルクアートが目印です。

代替テキスト: 帝国ホテル東京本館1階にある「パークサイドダイナー」の入り口。青い絨毯が敷かれた通路と、右手に渋沢栄一のコルクアート、奥には予約受付の表示板と店内へ続くドアが見える。

平日の11時に来店しました。予約なしです。パークサイドダイナーは12時以降は混雑するので、少し早い時間は狙い目です。今回は待たずに、ご案内いただけました。

帝国ホテル東京「パークサイドダイナー」の入り口に設置されたタブレット型の順番待ち受付機。画面には「画面をタッチして受付してください」と日本語で表示され、その下にはランチ利用の案内文が書かれている。
パークサイドダイナーの待ち時間受付機

混雑時は、受付を済ませておけば、待っている間も他のホテル内散策を楽しめるのが嬉しいですね。

帝国ホテル東京に飾られている、料理長の衣装を着たスヌーピーの大きなぬいぐるみ。ピーナッツ75周年を記念したディスプレイ。

帝国ホテルでは、オリジナルの「料理長スヌーピー」も、お客様をお出迎えしてくれます。

今年はピーナッツ生誕75周年という記念すべき年。パークサイドダイナーでは、この周年を記念した特別なスヌーピーメニューも提供されています、ファンにはたまらないですね!

帝国ホテルのホテルショップに飾られた、料理長スヌーピー20周年を記念したディスプレイ。20th ANNIVERSARYと書かれたボードと、スヌーピーのぬいぐるみの一部が見える。
帝国ホテルオリジナルの「料理長スヌーピー」は、今年で誕生20周年

また、帝国ホテルオリジナルの「料理長スヌーピー」は、今年で誕生20周年になるそうです!私は料理長スヌーピーが好きなんですが、長くキャラを大事にしてもらえて嬉しいですね。ホテルがキャラクターとのコラボレーションにも真摯に取り組んできたことが伝わってきます。

パークサイドダイナーの座席 みゆき通りが見える席

入店すると「カウンターとテーブルがございますが、どちらになさいますか?」と尋ねていただけました。テーブル席を希望すると、こちらの席にご案内いただけました。

大きな窓からみゆき通りが見える、開放的なお席です。

帝国ホテル東京「パークサイドダイナー」の窓際のテーブル席。カトラリーとグラスがセットされ、窓の外にはみゆき通りの街並みが見える。

平日のランチタイムは、裕福なシニアと観劇前のひとときを友人と過ごす女性2人組が多かったですね。

日比谷の行き交う人々を眺めながら過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる、まさに「ごほうび」にふさわしいひとときです。

パークサイドダイナーのランチタイムのメニュー

パークサイドダイナーのランチメニュー

パークサイドダイナーのランチはこちらの3種類です。平日と土日祝日では価格が違います。サービス料の15%は料金に含まれています。

  • パークサイドランチ(平日3,500円 土日祝3,500円)
  • 帝国ホテル特製カレーランチ(平日4,000円 土日祝4,200円)
  • ステーキランチ(平日5,800円 土日祝6,000円)

いざステーキランチを実食!

ステーキランチ

  • スープ
  • 本日のステーキ
  • サラダ
  • パンorライス
  • コーヒーまたは紅茶

スープ

ランチでは、2種類のスープから選ぶことができました。定番の「コーンポタージュ」と「にんじんのポタージュ」です。どちらもスープ缶でいただき、美味しいことは知っているのですが、今回は「にんじんのポタージュ」をチョイスしました。

なぜなら、コーンポタージュに比べて提供される機会が少ない、ある意味”レア”な一品だからです。

帝国ホテル東京パークサイドダイナーで提供された、鮮やかな黄色のニンジンのポタージュスープ。スプーンですくった様子が写っており、刻んだパセリが散らされている。
ランチで選べるスープは、今回は「にんじんのポタージュ」をセレクト

運ばれてきたポタージュは、思わず目を奪われる鮮やかなイエロー。散らされた生パセリが、美しい彩りを添えています。一口味わうと、そのクリーミーでまろやかな口当たりに感動。にんじん本来の優しい甘みが、じんわりと広がります。

細部に宿るホテルのこだわり「フレッシュサラダ」

帝国ホテル東京パークサイドダイナーで提供された、新鮮な葉物野菜と千切りにんじん、ミニトマトが盛り付けられたサラダ。ドレッシングがかかっている。
新鮮な葉物野菜と千切りにんじん、ミニトマトが盛り付けられたサラダ

続いて運ばれてきたのは、フレッシュなサラダです。

一見するとシンプルなサラダですが、口に運ぶと驚くほど野菜がシャキシャキとしています。一つひとつの野菜が丁寧に扱われていることが伝わり、帝国ホテルならではの細やかな仕事ぶりを感じました。

ドレッシングも控えめで、新鮮な野菜本来の味を存分に楽しめます。メイン料理への期待が高まる、上質なサラダでした。

ライスかパンか?悩みどころの選択

メイン料理にはライスかパン、どちらかを選ぶことができます。

私はライスを選びましたが、他のテーブルを見渡すとパンを注文している方が多かったです。パンはまるで雲のような形をした、とても柔らかそうな白パンでした。

残念ながらライスの写真を撮り忘れてしまいましたが、量は多すぎず少なすぎず適量でした。ステーキの最後の一切れまで、美味しくご飯と一緒にいただくことができました。

絶品!「ごほうび」にふさわしい、パークサイドダイナーのステーキ

帝国ホテル東京「パークサイドダイナー」のランチメニュー、オーストラリア産ビーフのステーキ。グリルされた肉に醤油クリームソースがかけられ、付け合わせのポテト、トマト、紫玉ねぎが添えられている。
ンチのメインディッシュ、オーストラリア産ビーフのステーキ。香ばしいグリルの焼き目と、とろりとかかった醤油クリームソースが食欲をそそります。

メインのステーキは、赤身が多くヘルシーなオーストラリア産ビーフ、180グラムです。グリルで香ばしく焼き上げられたお肉は、ミディアムレアの完璧な火入れ。

メインのステーキは、赤身が多くヘルシーなオーストラリア産ビーフ、180グラムです。グリルで香ばしく焼き上げられたお肉は、ミディアムレアの完璧な火入れ。

一口食べると、肉本来の力強い旨みが口いっぱいに広がります。

ソースは、コクがありながらも醤油ベースで食べやすい醤油クリームソース。実は、お店の方のお話によると、ランチタイムはシニアのお客様が多いので、和風の味付けにしているそうです。こうした細やかな配慮も、帝国ホテルならではの「おもてなし」だと感じました。

焼きトマトはニンニクとハーブで香りづけされており、焼くことで甘みと奥深い味わいが引き出されていました。ポテトは 外はカリッと香ばしく、中はホクホクとした理想的な食感。紫玉ねぎは表面が香ばしく焼かれており、ステーキとの相性も抜群でした。

シンプルな副菜にも、一つひとつ丁寧に作られた職人の技が宿っており、この一皿全体のレベルの高さに感動しました。

輪切りのレモンのこだわりが光るアイスティー

パークサイドダイナーのテーブルに置かれたアイスティー。背の高いグラスにたっぷりと入っており、レモンの輪切りが添えられている。右奥にはシュガーのパックが見える。
ランチセットで選んだアイスティー。きれいにカットされたレモンと、帝国ホテルのロゴが入ったライオンのピックに、細部へのこだわりを感じました。

ランチのドリンクは、紅茶かコーヒーをホットまたはアイスで選ぶことができました。この日9月でまだ暑かったので、私は迷わずアイスティーをオーダーして喉を潤しました。提供は、食前と食後どちらも選べます。

紅茶は茶葉に甘みがあるアッサムやセイロン系のブレンドで、とても飲みやすい一杯でした。淹れ方も完璧で、香り高く濃厚な味わいです。

そして感動したのが、一緒に提供されたレモンです。

皮が丁寧に剥かれており、さらに帝国ホテルのロゴであるライオンのピックが刺さっていました。ドリンク一つにも、こうした細やかな気配りがあるのは、さすが帝国ホテルです。

皮が丁寧に剥かれており、さらに帝国ホテルのロゴであるライオンのピックが刺さっていました。ドリンク一つにも、こうした細やかな気配りがあるのは、さすが帝国ホテルだと感銘を受けました。

インペリアルクラブ会員特典で20%オフ

お会計では、インペリアルクラブ会員特典でランチが20%割引になりました。

帝国ホテル東京パークサイドダイナーでの食事の会計レシート。ランチメニューの金額と、インペリアルクラブ会員の優待券が写っている。

ランチ代(平日) 5,800円

20%割引    1,160円

合計       4,640円

5,000円以内で贅沢なステーキをいただくことが出来ました。こうした優待制度は、ホテルがリピーターをいかに大切にしているかを示しています。

パークサイドダイナー 店舗情報

帝国ホテル東京 パークサイドダイナー

【住所】東京都千代田区内幸町1丁目1−1 本館 1階

【電話】03-3539-8046

【最寄り駅】東京メトロ線 日比谷駅、JR線 有楽町駅、JR線 新橋駅

公式 パークサイドダイナー

【まとめ】パークサイドダイナーは、ごほうびランチの最適解

帝国ホテルのパークサイドダイナーは、みゆき通りに面した、明るく落ち着いた都会的な空間が魅力です。

単なるホテル内のレストランではなく、その場所には深い歴史が刻まれています。ホテルの社史『帝国ホテルの歩み120年』によると、この場所は「さいくる」「ユーリカ」といったレストランを経て、現在のパークサイドダイナーが誕生しました。

軽食やコーヒーの需要が高い一方で、ホテルとして食事の提供も充実させたいという歴史的背景があり、現在のような朝から夜まで楽しめるオールデイダイニングになっているようです。

帝国ホテルの伝統メニューが充実しているため、「帝国ホテルの洋食を食べてみたい!」という方には間違いなくおすすめです。

当サイトでは、帝国ホテル東京に関する記事が充実しています。単なる訪問レビューに留まらず、ホテルの歴史やサービス、ブランド戦略まで、ホテルを深く知りたい方に向けた独自の視点でお届けします。

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ミス・レモン
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ホテルグルメウォッチャー
東京で働く会社員です。 趣味はホテルでの食事と、ホテル業界の動向をウォッチすること。
最近のホテル業界はまるで群雄割拠の戦国時代。次々と現れる新しいニュースから目が離せません。
このブログでは、単にお料理の美味しさを紹介するだけでなく、ホテルグルメの最前線を個人の視点で観察していきます。
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