【帝国ホテル東京】「インペリアルバイキングサール」の120分ビュッフェランチ徹底攻略ガイド(前編)本当に美味しいおすすめメニュー

帝国ホテル東京の『インペリアルバイキングサール』に行ってきました!
今回、初参加だったのですが、スタッフの方に攻略法を教えてもらいかなり満足に過ごすことが出来ました。
後で後悔しない、食べるべきおすすめメニューやなど役立つ情報をまとめておきます。ぜひ、ブッフェ好きの方、ご参考にして下さいね。
スイーツおすすめメニュー、紅茶&コーヒー追加の注意点は後半で紹介します。

ブフェレストラン「インペリアルバイキングサール」はどんなお店?
ブフェレストラン「インペリアルバイキングサール」の場所は帝国ホテル本館17階です。
ジャンル/ビュッフェ
テーマ/和洋中、スイーツ
ブレックファースト、ランチ、ディナータイムに利用出来ます。

帝国ホテルのバイキングは、1958年に帝国ホテルが日本で初めて始めたサービスです。
西洋料理が身近になりつつある高度成長期、「好きなものを好きなだけ味わう」というバイキングはスタイルは大変好評を博しました。(※1)
店舗の入り口には当時のメニューも飾られていました。

当時はフランス料理中心でした。
2023年8月1日に65周年を迎え、リニューアルオープン。
中華料理と日本料理が新たに加わり、さらにバラエティに富んだ内容を楽しめるようになりました。
※1 【社史】帝国ホテル120年(帝国ホテル 2010年12月)より
帝国ホテルのバイキング利用時間と価格
ブレックファースト 7時〜9時半 (大人6,500円 子ども3,800円)
ランチ 11時〜15時 (大人12,000円 子ども6,500円)
ディナー 17時半〜10時 (大人17,000円、子ども8,500円)
インペリアルバイキングサール 店内の様子
平日の11時に予約をしていました。すでに大勢の方が待っていましたが、ご案内係の人数が多く待つことなくスムーズに入場できました。
店内に足を踏み入れると、まず目を引くのは「Imperial Viking」の華やかな旗と、その中央で料理提供に備える白いコック帽のシェフ。

バイキングならではの活気ある雰囲気が広がっています。
今回ご案内いただいたのはこちらのお席。
日比谷公園が見える眺めの良い席で、都心の緑を楽しみながら食事ができる絶好のロケーションです。

お冷は無料ですが、ドリンクは追加料金が発生します。
タブレットでメニューを見てオーダーします。
今回は鹿児島フェアということもあり、鹿児島のお酒もオーダー可能でした。あと、ワインも充実しているので、お昼から乾杯しているお客様もいましたね。
私はお酒が得意でないので、ノンアルコールから選ぶことにしました。

ソフトドリンク飲み放題プランは追加2,000円
紅茶・コーヒー(単品)800円です。
私は食後のデザートを紅茶といただきたかったので、紅茶をオーダーしました。
帝国ホテルのバイキングは全50品以上120分制

帝国ホテル東京/ブフェレストラン「インペリアルバイキングサール」
【販売期間】通年
【価格】12,000円(税・サ込)
【予約時間】11時、11時半、12時、12時半、13時
【時間制限】2時間
【人数】1人~8人
【WEB予約】公式、OZモール、一休など
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2025年5月1日(木)~6月30日(月)「鶏飯」や「つけあげ」「油ゾーメン」などの郷土料理をはじめ、「黒糖焼酎 壱乃醸朝日」など鹿児島県の味覚を提供しています。
帝国ホテルのバイキングで食べるべきメニューはこれ!
帝国ホテル伝統メニュー
開業135周年を迎える帝国ホテル。他には無い長い歴史の中で愛されてきた伝統のメニューは見逃せません!

帝国ホテルが誇る伝統のカレーは、1931年頃からメニューに名を連ねる歴史ある逸品。
ひと口頬張ると、とろけるほど煮込まれたダイス状の野菜の甘みが広がり、その奥から芳醇なスパイスとフルーティーの複雑な味わいがします。
辛いものが苦手な私でもその洗練された奥深い旨みに引き込まれました。
スタッフの方のお話では、インペリアルバイキングサールではお子さまの利用も多いため、誰もが美味しく食べられるよう辛くなりすぎないよう調整されているそうです。この細やかな配慮が、多くの人に愛される理由だと感じました。

大正時代から受け継がれる帝国ホテル伝統のポテトサラダ。
作り方は帝国ホテル公式のユーチューブチャンネルで第14代東京料理長総料理長の杉本雄さんが解説しています。
ホクホクの男爵いもにフレンチドレッシングを染み込ませ、卵黄とマスタードで作ったマヨネーズ、オイルを加えていきます。じゃがいもの食感がゴロゴロ残っているところが特徴です。トッピングはゆで卵の黄身とハーブ。

大正時代から受け継がれる、日常的に食べるポテトサラダとは一線を画す、洗練されたまさに帝国ホテルならではの逸品です。
ライブ感あふれる中華 〜北京ダッグ、エビチリなど〜
2023年8月よりバイキングに加わった中華料理。
この中華を監修しているのは、帝国ホテル大阪が誇る直営中華「ジャスミンガーデン」で長年腕を振るった畑繁良シェフ。実際に中華ライブステージにいらっしゃいました。
「帝国ホテル東京」には実は、直営の中華レストランが無いんですね。
つまり、このバイキングでは東京にいながらにして、帝国ホテル大阪が磨き上げてきた本格中華の味を体験できる絶好の機会というわけです。

帝国ホテルの北京ダッグは一般的な北京ダックと異なり、皮と共にお肉も一緒にいただけてヴォリューム満点。

目の前でシェフが一つひとつ丁寧に巻いてくれるので、ライブ感も満点です。
もっちりとした特製の皮の中には、甘辛い特製ソースをまとったジューシーな北京ダックと、シャキシャキのきゅうり、そしてネギが絶妙なバランスで包まれています。
あまりの美味しさに、私は4回もリピートしてしまいました。
銅鑼が鳴ると、蒸し立てのせいろのワゴンが登場します。

一列に並んで受け取ります。小籠包ともち米に包まれた肉団子の2種類。

箸でそっと持ち上げると、ずっしりとした重み。ひと口食べれば、たっぷりスープを閉じ込めた点心の旨みが口いっぱいに広がります。

中華ブースでぜひ味わいたいのが、ライブキッチンでシェフが目の前で仕上げてくれる熱々の「ワンタン麺」です。

心地よい歯ごたえの麺に、透き通るような上品な中華スープが絡み、つるんとしたワンタンがアクセント。あっさりしているので、食後の締めにもおすすめな一杯でした。

畑 繁良シェフ監修の海老のチリソースも必食です。
ホットディッシュコーナーに用意された海老のチリソースは、常に湯気が立ち上る熱々の状態で置いてありました。
大ぶりな海老に感動しました!

プリップリッとはじけるような食感で、想像以上にマイルドで食べやすいです。
こちらも、お子様の利用が多いバイキングだからこその辛さ控えめな味付けだそう。
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出来立てローストビーフ
ローストビーフも帝国ホテルのお料理の歴史を語る上で欠かせない伝統メニューです。
1935年(大正12年)に日本で初めて、お客様の目の前で料理を切り分けるワゴンサービスを導入しました。
当時ヨーロッパで流行していたこのサービススタイルは、帝国ホテルが独自に開発したワゴンでテーブルに赴き、その場で切り出すという、当時としては非常に画期的なものでした。
バイキングでは中央のライブステージで切り出してもらえます。

大きなローストビーフにデミグラスソースをかけてもらえます。ホースラディッシュは別添えなので、お好きなだけ載せてOK。
大皿いっぱいに広がるローストビーフはまさにご馳走、目も喜んでします。

帝国ホテルのバイキングで提供されるローストビーフは、サーロインを使用しており、まるでシチューのように奥深い味わいが特徴です。
肉質は驚くほど柔らかく、ナイフがスッと通るなめらかさに感動しました!
口に含むとじゅわっと広がる肉汁と、深みのあるデミグラスソースが絶妙に絡み合いまさに至福です。大人好みの洗練された味わいに仕上がっています。
スープ&パン

意外なほどの高クオリティに驚いたのがスープです。この日は「オニオンクリームスープ」と「プロヴァンサルスープ」の2種類。

帝国ホテルの代名詞ともいえるフレンチオニオンスープの系譜を汲む「オニオンクリーム」。じっくりと炒められた玉ねぎの深い甘みとコクが溶け込み、クリーミーな口当たりで、上品な味わいです。
もう一方の「プロヴァンサル」は、まるでイタリアンテイストのミネストローネのように、野菜の出汁が存分に効いた優しい味わい。具材も柔らかく煮込まれており、体にしみわたるような美味しさです。

バゲットなどのパンと一緒にいただけば、それだけで最高のモーニングが完成しそうなほどの満足感でした。
エビフライ

揚げ物コーナーは日替わりで内容が変わります。私が訪問した日は、幸運にも「エビフライ」が並んでいました。
太い海老がサクサクの衣をまとい、黄金色に輝いています。
帝国伝統のカレーにトッピングして、オリジナルの「海老フライカレー」にして心ゆくまで堪能しました。
チーズ&コールドミート

バラエティ豊かなチーズと、美しいコールドミートが惜しみなく並べられており、その品揃えの質の高さには驚かされるばかり。

普段、高級店でしかお目にかかれないような高品質なチーズや生ハムなどが、好きなだけ心ゆくまで楽しめるのは、まさにバイキングならではの贅沢であり、圧倒的なコストパフォーマンスだと感じました。
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スタッフの方に聞いたおすすめの食べ方
種類豊富なメニューを前に「何をどう食べたら良いか迷ってしまう…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、帝国ホテルのインペリアルバイキングサールのスタッフの方に、バイキングを最大限に楽しむための「2つの攻略法」を聞いてみました。
ひとつは、まるでコース料理のように自分だけの「オリジナルコース」を組み立てる方法。
- サラダで軽く胃を整え
- 前菜で様々な味を少しずつ楽しみ
- スープ&パンで一息
- ローストビーフや北京ダック、温かい中華料理などのメインディッシュへ。
- デザートで締め
そして、もうひとつが、インペリアルバイキングサールの創業以来のコンセプト「好きなものを好きなだけ味わう」を体現する方法です。
「美味しそう!」と感じたメニューは、積極的に試してみてほしいとのこと。
この2つのアプローチを上手に使い分けることで、バイキング体験はより満足度の高い時間になること間違いなしです!
店舗情報
【住所】東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテル東京本館17階
【電話】03-3539-8187
【アクセス】
東京メトロ日比谷線/千代田線 日比谷駅 A13出口より徒歩3分
東京メトロ銀座線/丸ノ内線/日比谷線 銀座駅 C1出口より徒歩5分
都営地下鉄/三田線 内幸町駅 A5出口より徒歩3分
スイーツメニューは後編へ続く
帝国ホテルのバイキングはスイーツもかなり高レベル!
後編では全スイーツメニューとジェラートのおすすめの食べ方、追加注文のドリンクの注意点など徹底解説しています。

