【帝国ホテル京都】朝食レポ!和食と洋食どっちにする?京都限定メニューエッグベネディクトと追加パンケーキの感想
帝国ホテル京都の朝食は、和食と洋食どちらを選ぶべきか?
これは宿泊者が必ず直面する究極の悩みです。
今回は、ホテル側が強烈にプッシュする「名店監修の和食」と、帝国ホテルマニアの私がどうしても食べたかった「王道の洋食」のリアルな体験談を、余すことなくレポートします!
まずは基本情報!選べる会場と帝国ホテル京都の朝食スペック
帝国ホテル京都の朝食は、完全なる「宿泊者限定」。
朝食の会場は、お部屋でいただく「インルームダイニング」か、2階の「オールデイダイニング 弥栄」のどちらかを選ぶことができます。
- オールデイダイニング 弥栄: 6:30〜10:30
- インルームダイニング(お部屋): 6:00〜11:00
インルームの方が朝早くから遅くまで対応しているため、おこもりステイを満喫したい方には嬉しいですね。
ビュッフェはなし!ゆったり楽しむ7,500円のフルサービスとなっています。
朝食会場 弥栄へ到着
私たちは、せっかくなのでレストランの空間も楽しみたいと思い「弥栄」をチョイスしました!


わずか55室の「スモールラグジュアリー」というコンセプトだからこそ実現できる、非常に落ち着いた優雅な朝の空間が広がっています。
席に案内されると、これから始まる特別な朝食への期待が高まる美しいテーブルセッティングが。

さて、ここからいよいよ、「和食 vs 洋食」の究極の選択が始まります!
支配人も念押し!?和食争奪戦と「祇園川上」の真実
帝国ホテル京都の朝食は、宿泊予約の段階からすでに「特別な体験」が始まっていました。
実は、予約時だけでなく、当日のチェックイン時に支配人からも「明日の朝食は、和食でなくてよろしいですか?」と念を押されるほど、ホテル側が和食を強烈にプッシュしてくるのです!
同行者は最初「どっちでもいい」と言っていたのですが、ホテルのあまりの熱量に「やっぱり和食がいい!」と言い出し、2人で和食争奪戦が勃発しました(笑)。
それもそのはず。この和食は、京都の日本料理の名店「割烹 祇園川上」が監修しているのですが、なんと毎朝、川上の職人さんが帝国ホテルに足を運んで直接監修しているというガチっぷりなのです。
単なる「有名店の名前貸し」ではありませんでした。
祇園 川上 朝食 お献立(令和八年五月)

祇園 川上 朝食 お献立(令和八年五月)
おめざ 豆乳 ぶぶあられ
重箱外 ひじきの煮物 ホタルイカのジュレ掛け
重箱上段 三つ葉となめこのお浸し 牛蒡きんぴら 三度豆胡麻和え じゃこ万願寺 たらこ レモン
重箱下段 ひろうす旨煮 茄子翡翠煮 海老旨煮 南京旨煮 信田巻旨煮 オクラ地漬け 柚子
焼物 カラスガレイ西京漬け 生姜甘酢漬け
温物 出汁巻き卵
留椀 シジミのお味噌汁 九条ねぎ 山椒
御飯 完全無農薬はるみ米
香の物 白しば漬け 小梅 奈良漬け
籠 まぐろ削り節 板海苔
フルーツ 人参ジュース
実食レビュー(一口もらった和食)
席に着くと、和食の方には温かいお茶が振る舞われます。
美しい季節の草花が描かれたこの手ぬぐい、なんとそのまま記念にお持ち帰りしてOKとのこと! 季節ごとに柄が変わり春は桜だったそうです。

最初に運ばれてきた「おめざ」は、豆乳にぶぶあられを浮かべたもの。 まろやかな豆乳に、あられの香ばしさと食感がアクセントになり、寝起きの胃を優しく起こしてくれます。

そして、いよいよメインの朝食が運ばれてきました。


重箱の蓋の上には、折り紙の装飾とともに「ひじきの煮物」と「ホタルイカのジュレ掛け」が上品に鎮座しています。
私は洋食を選んだのですが、同行者からこの「ホタルイカ」をもらいました。 食べた瞬間……「えっ!?何これ、美味しすぎる!!」と本気で驚愕しました。
朝食の小鉢に入っているホタルイカといえば、普通は味が濃すぎたり少し生臭さが残っていたりするものですが、これは全くの別物。出汁の効いた上品なジュレと絡み合い、素材の旨味だけが口の中に広がります。
あと、ひじき煮も別次元で、ひじきがくたっとしていなくてシュッとしているというか。サンショの葉をのせてあるのも新鮮で真似したいと思いました。
「あ、これは本物の割烹の味だ」 たった一口ですが、祇園川上の圧倒的なレベルの違いを見せつけられました。ホテル側が予約時にあれほど念押ししてきた理由が、よく分かります。

和食の魅力は、何といってもこの白木の重箱にあります。蓋を開けると、そこはまるで宝石箱のような美しさでした。
上段には、「三つ葉となめこのお浸し」や「牛蒡きんぴら」、「三度豆胡麻和え」、「じゃこ万願寺」、「たらこ」といった、素材の味を活かした色とりどりの小鉢が並びます。

そして下段には、「ひろうす旨煮」、「茄子翡翠煮」、「海老旨煮」、「南京旨煮」、「信田巻旨煮」、「オクラ地漬け」といった、祇園川上の丁寧な仕事が施された煮物が並びます。
重箱の感動に浸っていると、続いて温かいお料理が運ばれてきました。

焼き物は、香ばしい焼き色が食欲をそそる「カラスガレイ西京漬け」です。

そして和朝食の定番、「出汁巻き卵」も登場。シンプルだからこそ、割烹のお出汁の美味しさがダイレクトに伝わってきます。
そして、私が一番驚いたのがご飯のお供です。

竹籠に入って提供されたフワフワの削り節。当然「かつおぶし」だと思ったのですが、実はこちら「まぐろ削り節」なんです!
見た目も一般的な鰹節よりずっと白くて美しいですよね。
こちらも少しシェアしてもらって味わったのですが、鰹節特有の強すぎる香りがなく、とても上品であっさりとしていました。 完全無農薬の「はるみ米」にこれを乗せ、シジミのお味噌汁と一緒にいただく。最高の贅沢です。

最後は、フルーツ代わりの「人参ジュース」でスッキリと。
同行者の和食を横で見ているだけでも、「これは確かにホテルが全力で推してくるわけだ…」と完全に納得のクオリティでした。和食派の方は、迷わずこちらを選んで大正解です!
帝国ホテルマニアの決断!洋食と「京都限定」のホスピタリティ
洋食メニュー 弥栄ブレックファスト / BREAKFAST SET
弥栄ブレックファスト / BREAKFAST SET:¥7,500
- ジュース(以下より1品)
- フレッシュオレンジジュース
- フレッシュベジタブルジュース または 甘酒
- 前菜(以下より1品)
- ケールとキヌアのサラダ
- スモークサーモン
- オーガニックヨーグルト 京都産はちみつ
- フルーツボウル
卵料理(以下より1品)
エッグベネディクト
オムレツ、スクランブル、フライ または ポーチ (〜こだわり平飼い卵を使用〜)
ハム、ソーセージ、ベーコン(〜無添加〜)
パン(以下より1品)
パンの盛り合わせ
アボカドトースト または パンケーキに変更(+¥1,500) - コーヒー または 紅茶
王道洋食の前菜たち
同行者の和食を横目に「美味しそう…」と喉を鳴らしつつも、やはり私は帝国ホテルマニア。
長年脳内に思い描いていた「帝国ホテルの完璧なモーニング」を体験すべく、初志貫徹で洋食をチョイスしました。

まずは目覚めのジュースから。私は「にんじんとりんごのフレッシュベジタブルジュース」を選びました。
ワイングラスに注がれた色鮮やかなジュースを一口飲むと、自然な甘みが体にスッと染み渡り、一気に細胞が「整う」感覚を味わえます。

続いて運ばれてきたのは、ヨーグルト、フルーツ、そして前菜のセットです。

噛めば噛むほど奥深い味わいのグラノラです。

して、前菜で選んだ「スモークサーモン」。 帝国ホテルマニアとしてこれだけは声を大にして言いたいのですが、帝国ホテルのスモークサーモンって、スモーキーさが段違いでほんっっとうに美味しいんです!
スーパーや一般的なホテルで出てくる「ただのサーモンのお刺身」とは完全に別格。しっとりとした身の奥深くまでしっかりとした燻製の香りが纏わされていて、一口食べるだけで鼻に抜ける芳醇な香りがたまりません。

メニュー表にも「〜無添加〜」と明記されていたこだわりの一品です。 お肉そのものの旨味がギュッと詰まっていてとても美味しいのですが、お皿を見てふと、あることに気がつきました。
「あれ、ハムもソーセージも、色がすごく控えめだな」と。
市販されているお弁当に入っているような、パキッとした鮮やかなピンク色をしていないのです。
そこで私はハッとしました。昔の私は、あの着色料で作られた「鮮やかな色」にこそ食欲をそそられていたのだと。
帝国ホテルのこの自然な色合いのお肉を食べて初めて、「本物の無添加とはこういうことか」と、自分の味覚や視覚の価値観が少しアップデートされたような衝撃を受けました。
味以上に感動!京都限定エッグベネディクトの「神対応」
洋食セットメインとなる卵料理は、せっかくなので京都限定の「エッグベネディクト」をチョイスしました。

ただ、ここで一つ問題が。実は私、「半熟卵」がとても苦手なのです。
エッグベネディクトといえば、ナイフを入れたら黄身がとろ〜りと溢れ出すのが醍醐味のお料理。オーダーの際に「半熟が苦手で…」とこぼしたところ、スタッフの方が笑顔でこう提案してくれました。
「卵の焼き方を『固め』にしてご用意いたしましょうか?」
これには本当に感動しました! メニューには一切そんなことは書かれていませんし、そもそもエッグベネディクトを固焼きにするなんて邪道かもしれません。
正直なところ、固焼きになったことで本来のエッグベネディクトとしての良し悪しは分からなくなってしまったのですが(笑)、
個人の些細な好みにここまで完璧に寄り添ってくれる、帝国ホテルのホスピタリティの高さに改めて胸を打たれました。
追加料金の価値あり!「インペリアルパンケーキ」
京都限定の「アボカドトースト」と激しく悩んだのですが、やはり帝国ホテルマニアとしては伝統のパンケーキは外せません。+1,500円の追加料金を支払って、パンケーキに変更しました。

運ばれてきた瞬間、思わず「わぁ…!」と声が出ました。
まるでお布団のようにふかふかに焼き上げられた、美しいきつね色のパンケーキが3枚。これぞまさに、私の脳内で思い描いていた「完璧な帝国ホテルのモーニング」の姿です。

たっぷりのバターとシロップをかけて一口いただくと……本当に美味しい!
そして実際に食べて驚いたのが、以前、東京の帝国ホテルのティータイムでいただいた時よりも、今回の方がさらに美味しく感じたことです。
実はこれ、前日に同じ「弥栄」でアフタヌーンティーのスコーンをいただいた時にも感じたのですが、おそらく「キッチンから客席までの距離が近く、焼き立てのベストな状態ですぐに提供されるから」だと思います。
巨大なホテルにはない、わずか60室の「スモールラグジュアリー」だからこそ実現できる鮮度とクオリティ。+1,500円の追加料金を払う価値は、間違いなくあります。
同行者の「祇園 川上」のガチすぎる和食に揺らいだ瞬間もありましたが、この絶品パンケーキを食べられただけでも「初志貫徹で洋食にして本当に良かった!」と心から思えました。
▼ 焼き立てスコーンに感動!アフタヌーンティーの模様はこちら
本文でも少し触れましたが、前日のティータイムに同じ「弥栄」でいただいたアフタヌーンティーも至福の時間でした!ふかふかのスコーンや美しいスイーツの全貌は、姉妹サイトでたっぷりレポートしています。合わせてぜひご覧ください!

小食の方や追加オーダーに!アラカルトメニューとコスパ検証
また、アラカルトにはヴィーガン対応のメニューや、米粉のパンケーキ、グルテンフリーパンなどもしっかり用意されていました。さすが帝国ホテル、あらゆるゲストに寄り添う姿勢が素晴らしいですね。
アラカルト(単品)メニュー
■ ドリンク・ヨーグルト・サラダ
- フレッシュオレンジジュース:¥2,000
- フレッシュベジタブルジュース:¥2,000
- ジュース各種(オレンジ、アップル、グレープフルーツ、トマト):¥1,200
- オーガニックヨーグルト 京都産はちみつ添え:¥1,600
- オーガニックグラノラ(🌱):¥2,200
- 彩り野菜のサラダ 〜自家製ドレッシング〜(🌱):¥1,600
- アボカドスライス(🌱):¥1,600
- スモークサーモン:¥2,000
- フルーツの盛り合わせ(🌱):¥4,800
- ■ 卵料理・温菜・パン
- エッグベネディクト:¥1,300
- 卵料理をお好みのスタイルで(オムレツ、スクランブル、フライ または ポーチ):¥1,300
- ハム、ソーセージ または ベーコン〜無添加〜:¥2,000
- ペイザンヌスープ:¥1,800
- パンの盛り合わせ:¥1,200
- アボカドトースト:¥1,200
- パンケーキ:¥2,200
- ビーツと米粉のパンケーキ(🌱):¥2,200
- グルテンフリーパン:¥1,200
- ■ コーヒー・紅茶
- コーヒー(ブレンド、カフェオレ、カフェラテ、エスプレッソ、デカフェ):¥1,400
- 紅茶:¥1,400
- ハーブティー:¥1,400
- ※(🌱)マークはヴィーガンメニューです。 ※料金にはサービス料(15%)・消費税が含まれております。
💡 セットメニュー(7,500円)がいかにお得か計算してみた!
単品の価格を見て気づいたのですが、今回私がいただいた内容をアラカルトで積み上げると……
- ジュース(2,000円)+前菜サーモン(2,000円)+パンケーキ(2,200円)+コーヒー(1,400円)
- これだけで合計7,600円!!
ここにさらに、ヨーグルト(1,600円)、フルーツ、無添加のハム・ソーセージ、そしてあの感動のホスピタリティが加わるわけです。
計算すればするほど、7,500円のセットメニューがいかに贅沢でお得な設定になっているかが分かります。
まとめ:結局、和食と洋食どっちがおすすめ?
帝国ホテル京都の朝食。和食と洋食、どちらを選ぶべきか?
まず、ホテルの人が予約時からずっと和食を推していた理由が、体験してみて心底わかりました。 実は監修している名店「祇園 川上」はランチ営業を行っていないため、毎朝職人さんが仕込むこの豪華な本格割烹を7,500円でいただけるなんて、本来ならあり得ないほど破格の体験なのです!
京都観光をしたことがある方なら分かると思いますが、本当に美味しい和食のお店を自力で探すのは至難の業。有名店はランチ弁当であっても混雑していますし、お値段もかなり張ります。
だからこそ、「京都ならではの価値ある食体験」を重視するなら、素直にホテルの激推しに従って和食を予約しておくのが大正解です。
しかし、「和食はそんなに…」という方や、「まだまだ胃袋が若々しい!」という方には、洋食も全力でおすすめします!
特に「帝国ホテルが未体験」という方であれば、伝統のパンケーキは絶対に食べておくべきです。
スモールラグジュアリーだからこそ味わえる「ふかふかお布団」のような焼き立ての感動と、半熟卵のワガママまで聞いてくれる圧倒的なホスピタリティは、帝国ホテルの真髄そのものでした。
結論としては、「京都の価値体験を重視するなら和食」「帝国ホテルの伝統と王道を味わいたいなら洋食」です。
もし2人以上で宿泊されるのであれば、「絶対に和食と洋食を一つずつ頼んで、シェアする」のも良いと思います。

