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【帝国ホテル】バイキングで叶える「絶対に失敗しない記念日」。友人の昇進祝いとクリスマス限定スイーツ体験記(2026年版)

帝国ホテル東京「インペリアルバイキング サール」の記念日用アニバーサリープレート。OZmall予約特典で無料提供された、昇進祝いのメッセージ付きデザートプレート。
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「今年こそはランチに行こう」と言い合って、気が付けば数年。 積もり積もった約束をようやく果たす日が、この冬やってきました。今回は、友人の『昇進』という嬉しいニュースを祝うため、友人とのランチとしては破格の豪華の帝国ホテルのサールを予約しました。

以前、別のラグジュアリーホテルに行った「うーん、普通かな?」という反応で、内心ヒヤッとしたこともあり。だからこそ、今回は絶対に味で妥協したくない。数年越しの約束と、昇進という人生の節目を祝う場として、私の「絶対に外せない」という思いを託したのは、やはり帝国ホテルでした。

クリスマスのお祝いと、嬉しい昇進のニュース。そして、この時期だけの特別な「ブッシュドノエル」やアニバーサリープレートの心温まる演出まで。 数年分の「楽しみ」をぎゅっと凝縮した、至福の時間の始まりです。

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なぜ、記念日の舞台は「帝国ホテル」でなければならないのか?

ご存知の方も多いと思いますが、帝国ホテル 東京は建て替え計画が進んでおり、現在の本館は2031年度を目処に営業を終了する予定です。 私は一人の「ホテル好き」として「帝国ホテルとは何か?」を考え続ける身として、最近ふと思うのです。

建物が変わっても、決して変わらないもの――つまり、このホテルのDNAとは何かと。

その答えの一つが、今回訪れる『インペリアルバイキング サール』にあります。

まだ日本に「食べ放題」という概念がなかった1958年。当時の犬丸徹三社長が「好きなものを好きなだけ食べるスカンジナビアの伝統料理」に目をつけ、若き日の村上信夫シェフ(後の第11代総料理長)にその習得を命じました。 そうして生まれたのが、日本初の「バイキング」です。

帝国ホテル「インペリアルバイキング」発祥の歴史(1958年8月1日開業)と当時の村上信夫シェフの写真が掲載されたバナー。
レストラン入口に掲げられた誇り高き歴史。1958年、「好きなものを好きなだけ」というスタイルはここから始まりました。

つまり、インペリアルバイキングサールは単なるレストランではなく、帝国ホテルが社運をかけて生み出した「食の知的財産(IP)」そのものなのです。

  • 過去: 村上シェフから受け継ぐ伝統
  • 現在: 閉店したレストランの遺産や、「帝国ホテル 大阪」の畑シェフが監修に入ったメニューなど。

これら全てが、一つのブッフェ台に集結している。 通常ならVIPしか味わえないような歴史や、別々の店に行かなければ出会えない味が、ここでは「好きなだけ」味わえます。

重厚なロビーや客室はいずれ新しくなります。しかし、村上シェフから脈々と受け継がれてきた「バイキング」という食のシステムと、そこで守られる味のDNAは、建物が変わっても揺らぐことはありません。

歴史的転換点を迎えようとしている今だからこそ、その変わらない「凄み」を友人に体験してほしかった。それが、私がここを選んだもう一つの、少しマニアックな理由です。

2026年のために。帝国ホテルのクリスマスバイキング予約のタイミング

予約開始のタイミング 例年、10月下旬に公式サイトで先行予約が始まります。OZmallや一休などの予約サイトはその少し後です。

帝国ホテル東京/ブフェレストラン「インペリアルバイキングサール」

【販売期間】通年

【価格】14,000円(税・サ込)

【予約時間】11時、11時半、12時、12時半、13時

【時間制限】90分、120分プランがあり

【人数】1人~8人

【WEB予約】公式、OZモール、一休など

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クリスマスシーズンのサールの様子

エレベーターを降り17階へ向い、サールで受付をしました。中はクリスマスの祝祭ムード一色。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」の店内。クリスマス装飾のポインセチアと、オープンキッチンで調理するシェフの様子。
象徴的なトリコロールの旗の下、オープンキッチンではシェフたちが腕を振るいます。クリスマスの装飾が祝祭ムードを盛り上げています。

案内されたのは、日比谷公園を見下ろす窓際の特等席でした。しかも4名席を2名で使えて快適です。

サールの窓際席から望む日比谷公園の景色と、テーブルに設置された注文用タブレット端末。
10月の予約開始直後に確保した特等席。日比谷公園の緑を眺めながら、タブレットでスマートに注文できるのも現代のサールの魅力です。

実はこれ、10月の予約開始日にしっかりスタンバイして確保した成果です。

以前は2名だと窓側の2名席でしたが、今回は同じ窓側でもゆったりとした4名席。早めに動いた分、スペースにも心にも余裕が生まれます。眼下に広がる公園の緑が、久々の再会に最高の彩りを添えてくれました。

[教訓] だから「紅茶は慎重にオーダーして」と言ったのに……!

席に着くと、すぐにスタッフの方がドリンクのオーダーを伺いに来てくれます。 アルコールリストも魅力的ですが、今回は二人ともノンアルコール派。2,000円のフリードリンクプランもありますが、バイキングの鉄則は「胃袋の容量管理」です。液体でお腹を満たしてしまっては、せっかくのクリスマスのご馳走が入らなくなる。

そこで私たちが選んだのは、単品(800円)のコーヒー・紅茶。 実はこれ、おかわり自由という隠れた高コスパメニューなんです。

ただし、ここには重要な注意点があります。

それは「おかわりは、最初に選んだ種類(コーヒーor紅茶)かつ、同じ温度(ホットorアイス)に限られる」ということ。

つまり、最初に「アイスティー」を選んだら、最後までアイスティーのまま。途中で「ケーキに合わせてホットティー」への変更はできないのです!

私は前回訪問の苦い経験から、友人に強く忠告しました。

「今は喉が乾いていても、絶対にホットがいいよ。後のブッシュドノエルで絶対に温かい紅茶が欲しくなるから!」

しかし友人は…… 「ごめん、まずは喉カラカラ! アイスティーで!」

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」のドリンク。手前はホットティー、奥は氷たっぷりのアイスティー。
喉が渇いていたので迷わずアイスティーを頼んだ友人(奥)。しかし、バターたっぷりのシュトレンや肉料理に挑むなら、油を溶かしてくれる「ホットティー」こそが最強の相棒だったのです……。

そして1時間後。 案の定、スイーツもりもりのプレートを目の前にして、友人は呟きました。

「……やっぱ、ケーキにはホットがいいな」

だから言ったのに(笑)。

以前の記事で紅茶のオーダー注意点を書いたのは、まさにこの失敗を避けてほしかったからなんです。しかし、違う人と来たのに、このデジャブ感は何?

初めて訪れる方は、私と友人の経験をヒントに、シミュレーションしてから挑んでみてください。

👇あわせて読みたい:サール攻略のバイブル

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【メイン】肉好きの聖地。ローストビーフと感動の「夢のシチュー」

サールの魅力は、和洋中すべてのジャンルが一堂に会する「食のテーマパーク」であること。

しかし、帝国ホテルのDNAを語る上で、私の目当ては何と言っても「肉」です。

実は、私が「帝国ホテルの肉料理は、美味しいを通り越して次元が違う」と感じるのには、根拠があります。

『帝国ホテル 統合報告書2024』によると、なんとホテルの地下には、お肉専用の「スイートルーム(熟成庫)」が用意されているとのこと!

そこには「ブッチャー」と呼ばれるお肉専門のシェフが常駐し、日々肉の状態を見極め、最高の状態に仕上げてから各レストランへ送り出しているとのこと。

私たちが味わっているのは、単なる食材ではなく、そうした尋常ではない努力と規律の結晶なのです。

その「肉のスイートルーム」から届いた最高傑作を味わうべく、まず向かうべきはカッティングサービスのカヌー(シェフが立つ場所)です。

そこには、サールの象徴であるローストビーフが鎮座しています。

帝国ホテル東京「インペリアルバイキング サール」のカッティングステーションで、シェフが切り分ける伝統のローストビーフの塊。
低温でじっくり焼き上げられたローストビーフ。シェフが目の前で切り分けるライブ感も、変わらぬ伝統の一部です。

とりあえずローストビーフ」は、ここでは正しい作法です。

西洋わさびを添えて一口食べれば、肉の旨みと脂の甘みが口いっぱいに広がります。地下のブッチャーたちが守り抜いた、これぞ帝国ホテルの味です。

そして、席に戻ればこの景色。 フランス料理の重鎮でありながら、帝国ホテル大阪で培った中国料理のエッセンスも取り入れたラインナップは圧巻です。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」で提供される、ローストビーフ、ビーフシチュー、エビチリなど和洋中の多彩なバイキング料理が並んだテーブル。
伝統のビーフシチューから本格中国料理まで。「好きなものを好きなだけ」というバイキングの醍醐味が詰まった景色です

肉料理に高揚しつつも、私が密かに楽しみにしているのが「冷製オードブル」です。 特にスモークサーモンやニシンのマリネは、バイキングのルーツである北欧(スカンジナビア)へのリスペクトを感じる一皿。

帝国ホテルのバイキング発祥のルーツである北欧を感じさせる、ニシンのマリネとスモークサーモンの前菜。
バイキングのルーツ、北欧への敬意を感じるニシンのマリネ。濃厚なメイン料理の合間に欠かせない、名脇役です。

そして今回、私を何より驚かせたのがこの「ビーフシチュー」です。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」の伝統メニュー、野菜が添えられた濃厚なビーフシチュー。
濃厚なデミグラスソースが光るビーフシチュー。一口食べれば、帝国ホテルの歴史の深さを感じます。

実はこれ、前回(2025年5月)に訪れた際にはラインナップされていなかったメニュー。

スプーンがスッと入るほど柔らかく煮込まれた牛肉に、雑味のない、それでいて驚くほど深いコクのソースが絡み合う。まさに「夢のように」美味しかったです

やっぱ、歴史の中で練られてきたシチューは深みが違います。

地下の専用室で管理された、伝統のローストビーフは必食!週末は特に埋まりやすいので、希望の日程が空いているかまずはチェックしてみてください。

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[デザート] 聖夜の饗宴。135周年のブッシュ・ド・ノエルと「6,000円超」のシュトレン

サンタやトナカイのチョコで飾られた、ショートケーキやモンブランなどが並ぶデザートプレート。
いつもの伝統スイーツたちもクリスマス仕様にドレスアップ。 ショートケーキやモンブランにもサンタやトナカイのチョコが飾られ、見ているだけで童心に帰れます。

ローストビーフの余韻に浸りつつ、いざデザートコーナーへ。 そこは、伝統の品格とクリスマスの遊び心が調和した、まさに「大人のワンダーランド」でした。

今回の目玉は、何といってもクリスマス限定の「ブッシュ・ド・ノエル」。 帝国ホテル135周年のロゴを冠しています。

帝国ホテル135周年のロゴが飾られた、2025年クリスマス限定のキャラメル味のブッシュ・ド・ノエル。
2025年の新作は、ほろ苦さが絶妙なキャラメル味。「135th」のロゴが輝く、今年だけの味です。

伝統のレシピ通り、コーヒーとキャラメルのベースをバタークリームに合わせ、ふんわりとしたスポンジ生地で巻いた一品。一口食べると、濃厚なクリームの中にキャラメルの香ばしさが広がり、甘すぎない絶妙なバランスです。

友人も気に入った様子でしたが、すぐにハッとした顔で呟きました。

「……やっぱ、これにはホットティーが欲しい。でも追加料金は避けたい!」

最初のアイスティー選択を、ここでも悔やむことになりました(笑)。

そして、「初めまして」が、鮮やかなピンクとグリーンのケーキ。 「フランボワーズピスターシュ」です。これも、前回(2025年5月)にはなかったメニュー。

鮮やかなピンク色のムースとピスタチオの緑が層になった、新作ケーキ「フランボワーズピスターシュ」。
こちらも今回初めて出会った逸品。フランボワーズの酸味とピスタチオのコク。クリスマスカラーの断面も美しく、絶対に写真に収めたい一皿です。

そして、私が最もコスパを感じたのが、このコーナーです。

なんと、伝統の「シュトレン(2種)」と「パネトーネ」が、好きなだけ切り分けられるのです。

帝国ホテルのベーカリーで焼き上げられた、シュトレン2種とパネトーネのブッフェコーナー。
ホテルのショップで買えば1本6,000円以上する伝統菓子。これを薄くスライスして少しずつ食べ比べる……これぞバイキングでしか許されない贅沢です。

実は今年、自宅用にシュトレンを買おうか迷っていたのですが、ここで食べられて大満足でした。 ちなみに、ショップでの販売価格を確認して震えました。

  • シュトレン(大):6,804円
  • ヌス シュトレン:5,940円

この高級品が食べ放題に含まれているのですから、デザートコーナーだけで元が取れてしまう勢いです。

帝国ホテルのシュトレンは、断面の真ん中にマジパンが堂々と鎮座する、まさに「超王道」のドレスデンスタイル。

後日、リニューアル後のパークハイアット東京で頂いたシュトレンが全体に具材が回った「渦巻き状」だったのに対し、帝国ホテルはどこまでもクラシックです。

2ヶ月間じっくりと洋酒に漬け込まれたドライフルーツの重厚な熟成感をダイレクトに味わえるのは、ドレスデンの伝統を忠実に守り抜いているからこそ。その一切れから、帝国ホテルが「伝統」というDNAをいかに大切に受け継いでいるかを再確認できました。

そしてジェラートコーナー。

帝国ホテル サールのジェラートコーナー。ゆず、ロイヤルミルクティー、ピスタチオなど8種類が並ぶ。
色とりどりのジェラート。そのまま食べるのはもちろん、私は焼きたてのアップルパイに添えて「即席アラモード」にするのがお気に入りです。
帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」で、クリスマス限定ケーキの盛り合わせ、ジェラートを添えたアップルパイ、伝統のシュトレンとパネトーネが並んだデザートタイムのテーブルの様子。
温かいパイと冷たいジェラートの共演。計算し尽くされたレストランのデザートのような味わいに変化します。

一方、私はというと……。

実は、帝国ホテルの伝統のデザート「チェリージュビリー」を狙っていました。

前回来訪次にホテルマンに教えてもらったチョコジェラート載せでいただこうと企んでいたのですが、クリスマスメニューに夢中になりすぎて、すっかり忘れてしまいました。今回唯一の後悔です。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」のデザート。ショートケーキ、モンブラン、クリスマス限定ムースなどがサンタのチョコと共に可愛らしく盛られた一皿。
伝統のショートケーキやモンブランも、この時期だけはサンタやトナカイの装いに。友人と「どれから食べる?」と迷いながらシェアする時間。これこそが、バイキングの幸福なフィナーレです。

[サプライズ] 友人の昇進祝い。アニバーサリープレートと嬉しい誤算?

楽しい時間はあっという間。 デザートも一通り食べ終えた頃、終了の30分前にスタッフの方が笑顔で一皿のケーキを運んできました。

目の前に置かれたのは、「Happy Anniversary」のチョコプレートが輝くショートケーキ。

OZmallの予約特典でお願いしていたアニバーサリープレート。突然のことに、友人は状況が飲み込めず一瞬フリーズしていました(笑)。

友人は一瞬「ポカーン」としていましたが、スタッフの方が絶妙な「間」を置いて、「今日は、何かの記念日なんですか?」と聞いてくださいました。

私が「実は昇進祝いで」と答えると、スタッフの方はパッと明るい笑顔になり、「それは素晴らしいですね! おめでとうございます!」とお祝いの言葉を添えてくれました。

友人も照れくさそうに「ありがとうございます」と笑っていました。

帝国ホテルは「背筋を伸ばさなければ」という緊張感がありますが、サールのスタッフの方々は、品格を保ちつつも驚くほどフレンドリー。

しかしここで、嬉しい誤算が発生しました。 実はこのプレートが来る直前、ショートケーキがあまりに美味しくて、「2周目のおかわり」としてガッツリ取ってきてしまっていたのです!

「……あ、アニバーサリープレートもショートケーキだったね」

「……うん、一番大きいの来ちゃったね(笑)」

友人に後で「ショートケーキは大きい方が美味しかった?」と聞くと、「美味しかったけど、最後の方はもう気合で食べた」との名言が。

サプライズをする際は、デザートのおかわりペースに注意が必要です(笑)

予約時の備考欄に「昇進祝い」と書くだけで、あの素敵なプレートを無料で用意してもらえました!

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帝国ホテルで食べきれなかったお料理は持ち帰りはできるのか?

実は今回、お腹がいっぱいで「少し残してしまうかも……」という申し訳なさがよぎりました。

そこでふと思い出したのが、帝国ホテルが全社的に進めている「mottECO(モッテコ)」という取り組みです。

帝国ホテルでは2025年11月1日から、環境省が推奨するドギーバッグ(食べ残し持ち帰り容器)の運用を、1階のオールデイダイニング「パークサイドダイナー」を含む直営3店舗で開始しています。

「もしかして、サールでもこの容器で持ち帰れるのでは?」

淡い期待を抱いてスタッフの方に確認してみましたが、結論から言えば、サール(バイキング形式)での持ち帰りは「NG」でした。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」のパン盛り合わせと特選発酵バター。衛生管理のため持ち帰りは不可とされているビュッフェメニュー。
パンなら持ち帰えれる可能性が、と思いましたが、衛生上の理由でテイクアウトは一切不可でした。

スタッフの方は非常に丁寧に断ってくださいましたが、そこには現場の明確な規律を感じました。

  • 衛生管理の難しさ: 調理後の経過時間が一律でないバイキング料理は、テイクアウト商品よりも厳格な管理が求められます。
  • 現場のバランス: バイキングで持ち帰りを許可すると、際限なくパンや乾き物を持って帰る人が現れるリスクがあり、制度が破綻しかねません。

「フードロス削減(mottECO)」という新しい波を取り入れつつ、バイキングではまだ運用は難しそう。このバランスの模索こそが、2026年の帝国ホテルが直面しているリアリティなのだと、身をもって体験しました。

▶︎ 合わせて読みたい:【帝国ホテル】パークサイドダイナー実食レポ

お会計 クリスマスシーズンの注意点

最後に、これから予約される方のために「お会計」についても触れておきますね。

今回私が訪れた12月20日〜25日のクリスマス期間は、通常価格(12,000円)ではなく、特別料金の14,000円となっていました。メニューにブッシュドノエルが加わったり、空間の装飾が一段と華やかになったりする分、少しだけプレミアムな設定です。

また、帝国ホテル愛好家にはお馴染みの「インペリアルクラブ」の会員割引ですが、このクリスマスシーズン期間中は割引適用外となっていました。

普段から利用されている方は「いつも通り」と思わず、この時期だけの特別ルールがあることを念頭に置いておくと、当日スマートにお会計を済ませられるはずです。

もし帝国ホテルを頻繁に利用するなら、会員制度や専用ラウンジの活用も検討の余地ありです。インペリアルクラブ会員のシステムについて、こちらの記事に詳しく書いています。

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[まとめ] 14,000円は高いか? ガルガンチュワで「答え合わせ」をして分かったこと

3年越しの約束を果たした、クリスマスシーズンのサール。 お会計は一人14,000円。正直、数字だけ見ると「ランチに1万超えか……」と怯む金額ですよね。

でも、ここ最近の都内ホテル事情を振り返ると、高いとも言い切れないと思っています。

今、高級ホテルで14,000円のランチコースを頼んでも、メインのお肉が鶏肉だったり、美味しいものを食べようとすると追加料金がかかったり……。

「高いお金を払ったのに、なんか不完全燃焼」というリスク、意外とありませんか?

そう考えると、サールってやっぱりすごい。 「肉のスイートルーム」で徹底管理された伝統のローストビーフが、何回でも、好きなだけ食べられるんですからたまりません。

ランチのあと、私たちは1階のホテルショップ「ガルガンチュワ」で今日食べたメニューの「価格の答え合わせ」をしたところ。

帝国ホテル東京のショップ「ガルガンチュワ」のショーケースに並ぶテイクアウト用の「海老のチリソース煮」。値札には「税込¥2,484」と表示されている。
ショップでは5尾で2,484円の海老チリ。サールではこれを「好きなだけ」いただけます。
  • 海老のチリソース煮(5尾):2,484円
  • 苺のショートケーキ(1ピース):1,350円

私たちは10匹食べたので「余裕で元を取れていたね」と二人で思わず笑ってしまいました。ショートケーキも間違いなく1,350円以上は食べてる。

これらを気兼ねなく楽しみ、さらにショップでは手に入らない「出来立てのローストビーフ」まで堪能して14,000円。

「サールは庶民がちょっと奮発して、確実にいい思いができる場所」

そう、改めて価値の高さを実感しました。

ブッフェ台に並ぶ美食のバラエティさは、帝国ホテルが積み上げてきた歴史そのものです。

例えば、今回いただいたアクアパッツァも絶品でしたが、ホテルマンによると「帝国ホテルにはイタリアンのノウハウもしっかりある」とのこと。

帝国ホテル「インペリアルバイキング サール」のアクアパッツァ。1997年から2006年まで営業したイタリア料理店「チチェローネ」の技術が継承された、伝統の魚料理。
ブッフェ台に並ぶアクアパッツァ。かつて本館にあった名店「チチェローネ」から受け継がれた本格イタリアンの技術とレシピが息づいています。

気になって調べてみたところ、かつて本館で1997年から2006年まで営業していたイタリア料理店「チチェローネ」の存在に行き着きました。当時はローマの名門「ホテル ハスラー」のパオロ・ロンデロ氏に技術指導を受け、本場の味を提供していたそうです。

こうして歴史の中で培われた美食のDNAを、今もなお味わえる贅沢。これこそが、サールの真の価値なのだと思います。

「高いランチ」ではなく、「最高の思い出への投資」だった。ガルガンチュワのショーケースを見た後なら、自信を持ってそう言えます笑 次はぜひ、あなた自身の舌で体験してみてください!

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インペリアルバイキングサール 店舗情報

【店舗情報】インペリアルバイキング サール

  • 場所: 帝国ホテル 東京 本館17階
  • 住所: 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
  • 電話番号: 03-3539-8187
  • 営業時間:
    • ランチ 11:00~15:00
    • ディナー 17:30~22:00
  • 料金目安(税込・サ別):
    • 平日ランチ:12,000円~
    • 土日祝ランチ:14,000円~
  • ドレスコード: スマートカジュアル(男性の短パン・サンダルは不可)
  • 公式サイト: 帝国ホテル公式ページ

▼ 帝国ホテルをもっと楽しむなら ランチだけでなく、優雅なティータイムも帝国ホテルの魅力です。姉妹サイトで、アクアのアフタヌーンティーやラウンジの活用法をまとめています。

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ホテルグルメウォッチャー
東京で働く会社員です。 趣味はホテルでの食事と、ホテル業界の動向をウォッチすること。
最近のホテル業界はまるで群雄割拠の戦国時代。次々と現れる新しいニュースから目が離せません。
このブログでは、単にお料理の美味しさを紹介するだけでなく、ホテルグルメの最前線を個人の視点で観察していきます。
「ごほうびホテルグルメ」で、あなただけの特別なひとときを見つけてくださいね。
姉妹サイト「ティールーム青い鳥」ではホテルアフタヌーンティーもご紹介しています。
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